- Kasumi Suzuki
- 2025年12月28日
- 読了時間: 2分
今年は初雪が早く、この時期で雪景色にもすっかり慣れました。
(小学生の頃はクリスマスに雪が降ったらいいなぁ、なんて思っていたのを覚えている)
2週間くらい前かな、札幌も、どかっと雪が降った日、車を運転していた時、公園で遊ぶ親子の姿が見えたんです。
お父さん、お母さんと、小学生くらいの子と幼稚園くらいの子と。
公園の端がちょっとした斜面になっていて、多分そこを雪の滑り台にして滑って遊んでいたんだと思います。
つなぎを着て、小さい子の方はお母さんに抱っこされてその短い坂を登っていました。
運転していたから見えたのはその一瞬だったけど、そこで楽しそうに遊ぶその家族の時間の光景が、
通りすぎた後も、ずっと見えてきました。
膝まで積もった雪。短い斜面の雪の滑り台。遊び道具はソリひとつだけ。そこに聞こえる笑い声と。
その瞬間に、なんとも言えない、込み上げるものがあって、
気づいたら運転しながら、涙が出そうになっていました。
一瞬のその光景に、
すべて満たされたような、そんな空気が流れているように思えて。
もしかしたら、小さい頃の、自分の記憶とも重なったのかもしれないし、
その一瞬に”満たされている“という感じたその感覚、ただそのことに自然と涙が出てきたのかもしれない。
映像としての記憶はないけど、私も小さい頃に
実家の裏山で、あんな風に父と母と姉と、ソリを引っ張って山を登り、
雪山を転げ回って遊んだという、感覚の記憶だけはしっかりとある。
あの時見た一瞬の光景は、
外から見た光景ではなく、私の中にある光景を見たように感じました。
