

- 2021年12月30日
今年も一年、ありがとうございました。
今年もあっという間に過ぎ、この一年もありがとうございました。 個展が12月だったので、まだ終えたばかりで正直、落ち着かなさでかなりソワソワしてますが、 無事に終えることがで出来て、またたくさんの作品達がこの後旅立っていけること、有難いです。 個展の搬入1週間前くらいから不思議なことが起こってくるんですよね。 今回も5日前くらい、ふっと足元見ると、右足しか靴下履いてないんです....🧦 どこいった!???と思ってアトリエ内うろちょろ探し回るけどどこにも落ちてない。 探してる時間ももったいないし、とりあえず違うの履こうとしたら、右足に2足履いてたり..... その辺りから夢の中でも作ってるし、 普段は制作中眼鏡なんだけど、搬入日、マスクで眼鏡曇るの嫌だしで、久しぶりにコンタクト開封。 設営終えて帰って来て、コンタクト外して、、、、次の日。 初日在廊日、家出る前に昨日外したコンタクトを入れようとしたらケースに入ってないんです。 「2ウィーーークがぁぁああ!!!」←(2weekの初日だったのそれもかなりショック) 昨日ぼーっとしてもしかして外した後捨て


- 2021年12月30日
個展〝おおかみたちの遊ぶ庭〟終了致しました。
先日27日、 鈴木果澄個展〝おおかみたちの遊ぶ庭〟終了致しました。 会期中会場にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。 約3年ぶりの個展、無事に終わってひと安心です。 本当にありがとうございました。 ....ふっと、思ったら今年も今日と明日のみなのですね。。。 大掃除とかいろいろ。。。これからしなくては。。。 旅立ってゆく作品たちの準備や、見送りまでをしっかりとやらないと。 今回の個展の最初に飾った作品と、その作品の隣に置いてた本の作品。 宿り木の本。その作品と文章を残しておきます。 ____________________________________ これからやってくる長い冬の前に、 アトリエの窓から見える山々や木々たちが、まるで色を謳歌しているような頃、 寒さが深まり、色彩を落とした白い風景に灯る、 〝ヤドリギ〟の色を想像していた。 ある展示の話しをもらった時、企画内容が書かれた紙の中に 気になる言葉を見つけた。それが〝ヤドリギ〟だった。 調べてみると、想像通り、「宿り木」と書くということを知った。 その言葉を見た時、わたし


- 2021年12月26日
2021.12.26
12月2日より始まった個展も明日で最終日となりました。明日は17時終了となります。明日最終日前にもう一度今回の個展のイメージ映像をアップさせていただきました。 また個展の会場に貼った、今回の個展に寄せて綴った文もここに載せさせて頂きました。明日最終日は11時-17時在廊予定です。 是非ご来場頂けますと嬉しいです。 _______________________ 鈴木果澄個展 KASUMI SUZUKI Exhibition 2021 おおかみたちの遊ぶ庭 2021年12月2日−12月27日 / 最終日は17時まで 11:00-19:00(土日祝は休館) グランビスタギャラリー サッポロ GRANVISTA GALLERY 札幌市中央区北1条西4丁目札幌グランドホテル1階ロビー内 _______________ ー 気が付けば、以前に個展をしてから3年近くの月日が過ぎていた。 「揺蕩いの時間」。描いてはいたけど、描けていない、そんな感覚だった。 精神と軀が分離して、どちらかだけが、小さな穴だけがある四角い狭い箱の中で うずくまって、私の片方はそこか


- 2021年12月22日
2021.12.22 冬至 Joulu
今日は今年の冬至ですね。 一気に寒くなって、これから本格的に寒くなって冬になるっと思うのに、 今日を境に日照時間が長くなっていくなんて、不思議な感覚ですよね。 〝Joulu〟と名付けた作品が今回の展示会場にもあって、 フィンランド語で、冬至祭という意味を持ちます。 今回コラボ企画にも使用した作品ともう一点、小さめに額装した作品と。 会場でのパネルにも記載しましたが、 〝冬至祭は古代ヨーロッパ、北欧に古くから伝わる太陽の復活を祝う祭りだそうです。 木に、精霊や祝福を宿して燃やし、その灰を土に還します。 燃え残った薪は暖炉にくべて燃やし、そしてその灰をまた土に還す、のだと。 豊穣と家族の繁栄を願い、そして自然への感謝を込めて。〟 そんな意味を持つお祭りだそうです。 冬は冬でとても美しい風景を見せてくれる。 陽が登ってる時間にアトリエから散歩に出て、真っ白な雪道に太陽の陽が反射して、 少し霞がかった時なんかは本当に美しくて大好きな光景。 でも、一方で、やっぱり日照時間の短さや暗さに結構滅入る体質でもあって、 (.........いや、一年中波が激しくあ


- 2021年12月19日
会場作品のこと - 4
El sur エル・スール 南へ ______________________________________________________ アトリエで作品の出し入れをしていた時のことだ。 ちょうどアトリエに来ていた友人がこんなことを言ってきた。 「エル・スールって作品、あったよね?」 私が創った作品で、ということだ。 「エル・スール?いや、創ってないと思うけど・・・」 「なかったっけ? 南に、、、向かうとかそんな題の。」 思い浮かんだのは、「南へ向かう群れをみた」という作品だった。 それをいうと、そのことらしく、彼はその作品をみた時に、 エル・スールという言葉でその作品は彼の中に記憶されたらしい。 El sur /エル・スール 1983年、ビクトル・エリセ という人がつくったスペイン映画だそうだ。 El surは、〝南〟という意味だそうだ。彼はその言葉と重ねて記憶してたんだろう。 私の中から「El sur /エル・スール」とというキーワードが離れなくなった。 不思議なのだが、こんなことがある。 ある時期に同じ言葉、同じキーワードが、 あらゆる


- 2021年12月19日
会場作品のこと - 3
父が森に作った美術館の話しだ。 美術館と言っても、友人から紹介してもらった山の一部のスペースであって、 そこに私や姉の作品を飾っている、家族や知人だけが知ってる、 手作りの、小さな森の美術館。父の名から「ひろし 森の美術館」という名がついている。 「ひろし〝の〟」の、のは付かない。そこはこだわりがあるらしい。笑 本人曰く、「ひろし〝の〟森って言ったら、自分の森みたくなってしまうだろう。」と。 私有地と言っても、あくまでも表面上で、山は、森は、自分のものではない、 山は自然のものだ、多分、父はそう思ってるんだと思う。 そんな父が、その森に入りだした頃の話しだ。 森に入ると、いつも何かに、見張られてる視線を感じていたそうだ。 多分、その場の主や、精霊や、そう言ったものだろう。その森の番人のような存在の。 だから父は、 森に入る時は挨拶をし、帰る時もまた、挨拶をして帰る、 それを繰り返したそうだ。 ここに入らせてもらいます、お辞儀をして、 今日も入らせてもらってありがとうございました、と頭を下げ。 きっとそんな風に、森に敬意を込めて。 それを日々繰り返


- 2021年12月19日
会場作品のこと - 2 / 流木の旅
個展会場に会期後半から設置した立体作品たち。 立体作品には全てに流木もつかっています。 会場奥壁に並んである6冊の本の、左から3冊目の表紙に流木を埋め込んだ 「流木の旅」という本が、この立体作品たちにもまつわるはなしだ。 __________________________________ ー流木の旅 作品に使う木を探しに、海に行く。 木を探しに海へいくのだ。面白いことだなと思う。 砂浜を歩き、流木を探す。流木を見ていると、いつも思うことがある。 この流木は、どんな旅をしてきたんだろう、と。 長い長い旅をしてきたんだろう。 どこか、遠い地の、もしかしたら遠い国からかもしれない。 芽をだして幾年もかけ育ち、 その山や森で、花や鳥たちと、どんな会話をしたんだろう。 熊や鹿やオオカミにも会っただろうか。 どこかの時に、河や海へ出て、 そこからまた長い長い海の旅をしてきたんだろう。 海面に浮かびながら、満点の星空を見つめただろうか。 鯨の群れにも、出逢っただろうか。 そんな果てしない旅を経て、いま、此処にるんだな、と。 旅の終着地に、この浜を選んだんだな


- 2021年12月19日
姉・すずきまいこの個展のご案内です。
姉のすずきまいこの個展が、12月23日より北海道文化財団アートスペースにて始まります。 土日祝は休廊となってしまっており、平日のみの9:00~17:00となってしまいますが、 12月23日~2月28日までの約2ヶ月の展示となっています。是非、ご来場頂けると嬉しいです。 ※姉の在廊予定は12/23(木) 9 ~11時です。※ そして実は、この姉の個展と私の現在グランビスタギャラリーで開催してる個展が、 12月23日、24日、27日の3日間被っておりまして。 会場も徒歩5分くらいのギャラリー位置になりますので、 是非この時期に、鈴木姉妹個展ツアーなどいかがでしょうか(´∀`) 姉は23日は9:00-11:00 私は23日は11:00-12:30 &14:00− 19:00(お昼頃ちょっと抜けてしまってますが、それ以外在廊してます) と在廊してます。 ______________________________________ すずきまいこ個展 「 となりのくまたち 」 12/23(木) ―2/28(月) (土日祝は休館)
9:00~17:00 AR


- 2021年12月19日
会場の作品のこと - 1
札幌も降った雪はいよいよ根雪になりそう。
個展も残り6日となりました。あっという間。 これから色々作品写真も載せていこうと思います。 この作品の横に一冊の本を置きました。本と言って2頁くらいに、この制作中の日記の様な想いを綴ったものです。 ちなみに表紙についてる植物は、冬にアトリエの横の山を散歩してる時に拾ったもの。 本の文も写真と一緒に載せておこうと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 此処は、真っ白でなにもなく、
足りないものもなにもない。 一年の終わりに降り注ぎ地を覆うこの白は
まるでなにかを浄化しにきてくれてるかのようだ。 ーーーー もう十年以上前になる。
友人が教えてくれた、あるラジオの話しだ。 昔、St.GIGA -セント・ギガ という世界初の衛星ラジオ放送があったのだと。
友人が言うには、その番組は自然のリズムである潮の満ち干と月の満ち欠けに合わせて組まれ、二十四時間、音楽と〝音〟を流し続けたそうだ。
波の音や川の音、海の音、風の音、
そんな自然音と音楽を流し続けていたのだ、と。
そしてごくたまに " I'm h


- 2021年12月14日
2021.12.14 個展折り返し
今回の個展も折り返し地点となりました。(27日なので実際もう半分は過ぎてますね...) これまで見にいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。 明日15日より、会場では新たに立体作品も加えて展示しております。 また会場雰囲気が変わったので、是非また覗きにお立ち寄り頂けると嬉しいです。 明日15日は終日会場に在廊します。 立体作品には一部、流木を使用しており、 会場奥壁に並んである6冊の本の、左から3冊目の表紙に流木を埋め込んだ 「流木の旅」という本はこちらの立体作品にも纏わるおはなしですので、 宜しければ、ご覧になって頂けると嬉しいです。


- 2021年12月13日
「SAPPORO GRAND HOTEL × Kasumi Suzuki」コラボレーション企画
今回の個展の会期中、札幌グランドホテルとのコラボレーション企画 「SAPPORO GRAND HOTEL × Kasumi Suzuki」 先日撮影をしに行ってきました。キャンドルや木の実等は撮影の為に持ち込んだものになります。 アトリエでの撮影だとその場にあるから、思いついたら色々できるけど、 今回はホテルでの撮影なので、何が合うかと選別し、 それでも大きい袋4−5袋に色々詰めこんで担いで行ってきました....大きい花瓶やら大変だった…。 ただ撮影時間がほとんどなくてあまり納得いかず…一番やりたかった撮影ができなかったので、 今度またアトリエで再度撮影しアップしようと思います....! デザインに使用した作品は、会場で展示してあり、ランチョンマットの方は、 額装し、壁に掛かってる作品を元に制作し、 カードの方は、「Joulu」という本の作品の中にあります。 ___________________________________ グランドホテル1階カフェ「ロビーラウンジ ミザール 」(ギャラリー隣)にて オリジナルランチョンマットとミニクリスマス


- 2021年12月11日
個展7日間が終わりまして。
昨日12月10日で個展7日目終了しました。ご覧になりに会場に来て下さった皆さま、 本当にありがとうございました。 DMにも載せた「おおかみたちの遊ぶ庭-宿り木」 去年、1月か2月頃、いつものようにアトリエの隣接する山道を散歩捨てたところ、見上げると高い位置に宿り木が。 こんなところにもあったんだ、と。 作品の横にある本の表紙に付いてる植物はその宿り木を見上げたところの足元で見つけたものです。 こちらも作品に纏わる言葉を綴ったので、どうぞご覧になって頂けると嬉しいです。 今回の展示は、土日祝は休廊となっておりますので、 次回は12月13日からになります。また、次回在廊日は12月15日11:00-19:00を予定してます。 (追加在廊日です:12月20日の12:-00-13:30&16:30-19:00も在廊予定です。) 会期中、是非お立ち寄り頂けますと嬉しいです。 ※また今回コラボ企画を行なっているギャラリー横のcafe〝ミザール〟ですが、 時間帯によっては混んでるようで、もし寄られる予定が確実でしたらあらかじめホテルHPより 予約を行なって行かれ


- 2021年12月9日
個展6日目。
個展6日目。 個展にお立ち寄り下さってる皆様、本当にありがとうございます。 会場奥に並ぶ本の作品、作品の横に置いてる本の作品は 販売作品とはなっておりますが、ご自由にお手に取ってご覧頂いて大丈夫です。 触っていいものか、となかなか手に取らずに表紙だけ見つめて下さってる方いるので、 是非、手に取って見て頂けると嬉しいです。 ※会期後半15日〜立体作品も追加展示する予定です。...無事なにもなければ.....※ ________________________ 鈴木果澄 個展
KASUMI SUZUKI Exhibition 2021
おおかみたちの遊ぶ庭 2021年12月2日−12月27日 / 最終日は17時まで
11:00-19:00(土日祝は休館)
グランビスタギャラリー サッポロ
GRANVISTA GALLERY
札幌市中央区北1条西4丁目札幌グランドホテル1階ロビー内 在廊予定日は次回は今のところ、12/15、12/27です。
上記以外の在廊日はまた、HP,SNSにて記載していきます


- 2021年12月5日
【 SAPPORO GRAND HOTEL × Kasumi Suzuki 】
また今回の個展の会期中、札幌グランドホテルとのコラボレーション企画 「SAPPORO GRAND HOTEL × Kasumi Suzuki」として、
グランドホテル1階カフェ「ロビーラウンジ ミザール 」(ギャラリー隣)にて
オリジナルランチョンマットとミニクリスマスカードをご提供させて頂いております。
ランチョンマット、カード共にお持ち帰り頂けます。
是非このご機会に「ロビーラウンジ ミザール 」にも お立ち寄り頂けると嬉しいです。 (※ランチョンマットとカードは月替わりのメニューを
ご注文いただいたお客様にご提供させて頂いております※)
札幌グランドホテルHP 後日また写真などでご紹介しますね。 ___________________ デザインは冬至祭をテーマに仕上げた作品で、会場でも展示している作品です。
〝hyvää joulua〟はフィンランド語でメリークリススを意味します。
ちなみに、冬至祭は〝Joulu〟(ヨウル)と言います。
冬至祭は古代ヨーロッパ、北欧に古くから伝わる太陽の復活を祝う祭りだそうです。
木に、精霊や祝福を宿して燃


- 2021年12月5日
鈴木果澄個展2021 おおかみたちの遊ぶ庭
鈴木果澄個展2021「おおかみたちの遊ぶ庭」 KasumiSuzuki solo exhibition2021 先週2日より無事に始まりました。 2日はすごい雪で、ギリギリまで制作でバタバタしてしまい、告知もほとんど出来ていない中で、 個展、初日会場にいらして下さって皆様、本当にありがとうございました! 土日祝は休館になりますので、平日の11時〜19時の開館となります。 今回の個展のイメージ映像を製作して頂きました。ご覧になって頂けると嬉しいです。 映像/編集/音楽 菅原英二 作家/ 鈴木果澄 movie/edit/music Eiji Sugawara Artist / Kasumi Suzuki ________________________________________________________ 個展のご案内
鈴木果澄個展
KASUMI SUZUKI Exhibition 2021
おおかみたちの遊ぶ庭
2021年12月2日−12月27日 / 最終日は17時まで
11:00-19:00(土日祝は休館)
グランビスタ